Shopfiyのアプリ

Shopifyアプリの選び方 初心者向けガイド

Shopifyのアプリは数多くあり、魅力的な機能も多いため、初心者の場合はどのアプリを入れたら良いか迷うことも珍しくありません。

そこで、Shopifyアプリを選ぶ上で、初心者がこれだけは抑えておきたいというポイントを紹介します。

まずは最低限で

アプリは最初からあれこれと使用する必要はありません。特に初期のアクセスが多くない段階では、機能を色々と追加してもほとんど活用できません。

ショップを開設した段階では、そのアプリが無いとサイトが運営できないものだけを入れれば問題ないでしょう。

最近はShopifyが提供しているアプリで多くのことが補えるため、最初はShopifyによるアプリだけでもほとんど問題ありません。

一方で、メールマーケティングや検索、クロスセル・アップセルなどは、あれば売上げ向上につながり便利なものですが、開店直後では活用できない場合がほとんどです。

オープンに必要なものだけに絞れば、初期の段階ではアプリは不要なこともありえます。

テンプレート、Shopifyの機能で補えないか

アプリを入れる前に、必要な機能がデザインテンプレートの設定で補えないか、1度確認してみましょう。

Shopify管理画面では、 オンラインストア > テーマ >カスタマイズ から入ることで、テンプレートの設定が可能です。実は、これまで使っていない機能や、知らなかった機能があったりもします。

また無料のテンプレートを使うのではなく、自分が必要とする機能が予め組み込まれている有料テンプレートを購入することを検討しても良いでしょう。

アプリは継続して費用が発生する場合がほとんどですが、テンプレートであれば1度支払ってしまえばそのまま使えるため、トータルではコストを抑えられる可能性が高くなります。

検索やフィルター機能などであれば、テンプレート側の機能で補えることも少なくはありません。

テンプレートと同様、Shopify自体の機能で補えないかも検討してみましょう

例えばかご落ちメールは、Shopifyのデフォルトでも最低限の機能は使うことができるため、当初はこれで問題ない場合も多いです。

Shopify自体の機能アップデートも定期的に行なわれているため、気づいてみたら機能が増えていた、と言うこともあります。管理画面の変化にも注意をしておきたいですね。

まずは集客に繋がり無料で使えるアプリから

機能拡張のためにアプリが必要な場合、最初はどのアプリから選ぶのが良いでしょうか。

オープン直後であれば、とにかく集客を1番に考える方が良いです

アプリと言うよりも「販売チャンネル」として見た方がわかりやすいかも知れませんが、「Google」「Facebook」との連携アプリは無料で使え、かつ集客効果が高いですから、ぜひとも入れておきたいところです。

設定に少々手間がかかり、また最終的には広告を使う必要もありますが、広告費用を考えても必須と言えるアプリでしょう。

Shopifyの「Shop」アプリも利用している人が一定数おり、こちらは広告費用も不要ですので、追加しておいて損はないでしょう。

選択するときはレビューが多いアプリから

実際に必要な機能が発生して、アプリを追加したいという段階になると、類似アプリが多くどれを入れれば良いか迷うこともあります。

その場合、まずはレビューが多いアプリから選択することをおすすめします。

1つ目の理由は、信頼性が高いからです。Shopifyのアプリは動作が重いことも良くあり、また機能的な不具合が発生することもあり得ます。そうなると、機能面以外でイライラすることもあるでしょう。

レビューが多いと言うことは、それだけ多くの人に利用されていることであり、安定して運用されているアプリと言うこともできます。

2つ目の理由は、機能が追加される頻度が高いということです。

Shopify自体も定期的に機能が追加されていますが、それと同様にアプリも定期的に更新されています。

レビューが少ないマイナーなアプリであれば、長期間にわたって放置に近い状態にあることも珍しくありません。一方でレビューが多く利用者が多数いるアプリは、更新にも積極的で、定期的に新しい機能が追加されていきます。

また既存の機能も、ユーザーからの要望に合わせてより使い安い形に進化していきます。

複数のアプリの中から迷った場合は、まずはレビューの数が多く、評価も高いものから選択していくのが無難です。

無料で始められ、規模に合わせた料金プランがあるアプリを

アプリの中には、使用する量に合わせて金額が上がっていく料金体系となっているものが多数あります。

例えば注文数、商品数、登録されている顧客数、送信するメール数などの量です。

レビューが多く知名度があるアプリの中には、少量の利用の場合は無料で使えるものも少なくありません。無料のうちに機能を試すことが可能です。

売上げが大きくないうちは、こういった、少量の利用であれば無料で使えるアプリから選択するのが良いでしょう。

迷った場合は試してから

有料のアプリも、多くは無料の試用期間が用意されています。

アプリを導入するかどうか、また、複数のアプリからどれを選ぶかを迷った場合は、最終的にはまずはインストールして試してみるのが良いでしょう。使用しない場合は、無料の試用期間中にアンインストールしてしまえば、課金が発生することもありません。

試用時には、ユーザー側での見え方や利便性はもちろん、管理画面の使いやすさや、表示できるレポートの内容など、アプリを運用する面での違いも比べてみるのが良いでしょう。

管理画面が複雑であったり、重かったり、サポートが良くなかったりと、利用してみて初めて分かるデメリットというのはあります。

初心者に実際におすすめするアプリについては、また別の機会に紹介します。

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